① 住宅ローンを滞納していると、最終的には住宅は競売にかけられます。

   競売は、入札で一番高い金額を出した人が落札するものですが、一般の不動産売買と比較すると低い金額でしかうれないケースが多いのが実情です。
   そして、競売で住宅が売られても、残りの住宅ローンの借金が消えるわけではありません(破産申立などをすれば話は別です)。
  
   住宅をできるだけ高い金額で売るためには、競売ではなく任意売却の方がよいのです。
   任意売却とは、通常の不動産取引と同じように裁判所を通さず、住宅の所有者と買い主が売買契約をする方法です(住宅には抵当権がついていますから、抵当権者の同意が必要です)。

   この任意売却という方法であれば、競売よりも高く売れる可能性があり、通常の不動産の売買と同じなので周囲の人に気づかれにくい残りの借金が少なくなる可能性がある、等のメリットがあります。

  ですから、競売をされる前に任意売却の方向で検討することが大切です。


② 親族等に家を売却する


   住宅ローンの支払いはできなくなってしまったけど、どうしても家を残したい、そこに住みたいという場合に、親族等で協力してくれる人がいれば、親族等に住宅を任意売却してそこに住み続けることも可能な場合があります。新たに親族が住宅ローンを組む場合も可能なことがあります。

   この場合、住宅を売った後に残った借金の整理は別途、方法を考えることになります。